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トランクルームの空調設備・防カビ対策は万全?

収納名人.com2017.08.18

日常的には使用しないけれど、使うたびに買うのは経済的ではないという品は、生活していく上で結構な量になります。そういったものを一時的に預けられるトランクルームは非常に便利で、既に利用している人も多いのではないでしょうか。
ですが、預けた荷物がダメになってしまうようなトラブルが発生してしまうことがあります。今回は季節ものを預ける時に気になるカビ対策として重要な、空調設備についてお話しします。

空調設備で選ぶなら、屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルの一部を利用したものやビルインタイプのものがあって、オフィスなどと同等の空調設備が整っています。空気の循環を行うことで湿気が一箇所に溜まるのを防いでいるケースが多く、空調設備の揃った屋内型トランクルームは、防カビ対策されている施設が増えています。

トランクルームを選ぶ際に注目するポイント

「空調完備」という謳い文句が書かれていても、実際には換気扇がついているだけの屋内型トランクルームも存在します。そういうところだと、冷暖房による温度管理や湿度が高くなった時の速やかな除湿は行われません。もちろん、何もしないよりは遥かに効果があるのですが、夏は夏の、冬は冬の常温・常湿の環境になります。「空調完備」と言うにはちょっとお粗末ですし、カビ対策としては頼りないですね。
エアコンを含めた設備が整っていても、24時間の動作ではない場合もあります。契約時の内容をしっかり吟味しないと、思わぬ落とし穴が待っているかもしれません。

自分でできる防カビ対策を併用しましょう

屋内型トランクルームは上に書いたように、ちゃんと選べば料金に見合った設備を整えてくれています。ですが、お住まいの地区にそんなトランクルームがあるとは限りません。立地の関係から屋外型を使うということもあるでしょう。
カビ対策としては、温度管理よりも湿度対策の方が優先順位が高くなります。湿度に気をつけた方が効率よく対策できるわけですね。この点を頭に置いて、自分で湿気対策してしまいましょう。
1)床にスノコを敷く
2)保管物を壁に密着させない
3)除湿剤をトランクルームに置く
これだけでかなりのカビ対策になります。カビが発生するポイントになりやすい床や壁から荷物を離して、空気の通り道ができるようスペースを作る。除湿剤はそれだけだと決定打にはなりませんが、このように状況を整えてやれば相応の働きはしてくれます。トランクルームの中に湿度計をつけて、行った時には確認できるようにするのもいいかもしれませんね。